秋の耳ちぎり祭り
サボり魔
更新してません!!!すみません!!!!
最後の更新からそろそろ3ヶ月になりますね。
さすがに放置しすぎ。まあリアルが鬼多忙なのもあるけど、せっかく出先でも記事が書けるようにあれこれ改修したのに、まるで意味がない。実際書いてないし。
記事一覧に収載されない形でサイレント更新をやっていたりはしますが、そういうのはだいたいよくないときのものなので……
聴きすぎ
先月だかに、Tyler, The Creator の EARFQUAKE を聴いてからめちゃくちゃハマってしまい、ここ最近は毎日20回くらい聴く日々を過ごしています。
5年前の曲ですよ。恥ずかしながら、正直 Tyler はほぼ全く聴いてなかったので、今まで聴き逃していたという……
この曲すごい。全部の音が完璧な塩梅で鳴る。あらゆる音楽の手本すぎる。聴くのにかかるカロリーがゼロかつ聴いてて全然飽きない。無限に聴けてしまう。作業、移動、就寝、その他すべてののんびり活動において、これを永遠に聴いています。
今年の Spotify まとめのネタバレをくらっている。完全に。
なんか Playboi Carti がフィーチャリングしてるっぽいし聴いてみるか〜と思って再生ボタンを押したらこれですよ。
あとアルバムの完成度もやばい。そらグラミー賞獲る。なんで今まで聴いてなかったんですか?
CHROMAKOPIA、待ってますね。
MVの、Tyler 本人が扮するパツキンマッシュも好き。パツキンマッシュにしか表しえない哀嘆があり、パツキンマッシュが吟じることでしか生きられない言葉があります。
パツキンマッシュのキャラクターに皮肉めいて投影されるペルソナは全世界共通で、自信への自信、ゆえ着飾られた不理解、はりぼての演劇性、もろさ。恋を実らせることにすべてを賭けられた、倒錯した危うさ。それがパツキンマッシュ。面長であればあるほどいい。
不安だから先が見えない。自分を好きでいるためにそれを好きでいる。くさびを打ったはずが割れてしまった。
パツキンマッシュとは、一種の酩酊でしょうか?
ベロアの
いずれもパツキンマッシュしか知りえない。わたしたちには、届かなくてもよいものなのかもしれません。
生まれつきパツキンのマッシュである赤ちゃんが存在しないように、ひとはパツキンマッシュとして生まれるのではなく、パツキンマッシュのもろさと危うさとを背負って生まれ、語られるがごとく、パツキンマッシュになるのです。
MVで、パツキンマッシュは、スタジオへ運ばれたピアノに腰かけると、吸っていたタバコを投げ捨てる。たちまちスタジオは火に囲まれるが、パツキンマッシュは歌い続ける。
心中。パツキンは黒く焼け焦げ、マッシュはその形をとどめない。
はじめからそうだったであろう虚ろな目で歌い続けたパツキンマッシュは、何者でもなくなった。
朦朧とし、やがて倒れ、駆けつけた消防隊員によって抱え込まれる。
パツキンマッシュにしか表しえない哀嘆。言葉。あるいは、もはや呪いであったか。
ear って、「綴りこれでよかったっけ?」ってなる最小文字数の単語だと思う (わざわざ検索した)